Gesiers et fois de volaille confits 砂肝のコンフィ(鍋カバーで保存食)


とあることがきっかけで、手元に「鍋カバーつきレシピ本」が届きました。
鍋カバーは余熱を利用して食材に火を通すことが出来る保温調理グッズなのですが、
加熱した鍋をカバーで包んだ後は放置したままに出来るので、
長時間の火の番から解放されるうえ、ガス代・電気代の節約もできて一石二鳥とのこと。
仕事に集中していて、うっかり鍋を焦がしてしまった!…なんてこともなくなりそうです。
(「鍋カバーつき使いこなしレシピBOOK」として書店で発売中)
使い方としては、とろ火でゆっくりと火を通す mijouté (煮込み料理)や
低温の油で煮る保存食のコンフィconfit(オイル煮)”を作る時などに活用できそう。
そして夏の暑い時期のコンポート作りなど、キッチンに熱をこもらせたくない場面にも重宝しそうな予感です。
鍋カバーの赤のタータンチェックのデザインは、できるならきれいなビタミンカラーなどだったら、日々の台所仕事がより楽しくなりそうで嬉しいなとも思ったのですが、ノスタルジックなイメージには赤のチェック柄がやはり似合いますね。

個人的には赤のチェック模様は、フランス/アルザス地方を思い起こされます。


砂肝と鶏レバーのコンフィ
Gesiers et fois de volaille confits

(recette:avec 1 œuf)
< 材料 >
砂肝(筋をとったもの) 150g
鶏レバー 300g
塩 小さじ2/3(4.5g) →(材料の重さの1~2%)
にんにく 1片
タイム 1~2枝
乾燥ローズマリー 小さじ1
オリーブオイル/サラダ油 400g〜適量* (材料の重さと大体同量程度必要です)
< 下ごしらえ >
・砂肝は筋をとる。鶏レバーは余分な脂肪・血の塊などを取り除き、
大きめのものはカットして大きさをそろえる。
・にんにくは、やや薄めにスライス
< 作り方 >
1.下処理済みのレバーと砂肝に、やさしく塩をもみこむ。
2.バット(または密閉製のある袋)に入れ、にんにく、ローズマリー、
タイムを加えて一晩冷蔵庫でマリネする。
3.ペーパータオルで水気をよくふきとり、鍋に入れる。
4.材料がしっかり浸るくらいの量の油を加える。
(オリーブオイル2:サラダオイル8/配合はお好みで♪)
5.80℃前後に加熱し、温度をキープしたまま5分加熱を続け火を止める。
6.ふたをして、鍋カバーで包み、約1時間保温する。
(串を刺してみて赤い汁がでるようなら、5と6を繰り返す。)
7.鍋カバーからとりだし、油に浸った状態で一晩休ませる。
*冷蔵庫でオイルごと保存する。
保存期間の目安:鶏レバー →3日 砂肝:10日前後

食べ方としては、フライパンで軽く温めて、そのままワインのお供に。
温めた砂肝をサラダにのせて温泉卵をトッピングすれば、
リヨン風のサラダにも。(マスタード風味のビネグレットが良く合います♪)
レバーは炒めたタマネギやセロリ、少量のクリームなどを加えてペースト状にすればパテに。
ハーブの香りがついた油は、付けあわせ用にじゃがいもやきのこを香ばしく炒めたり、
パスタのオイルソースとしても、再びコンフィ用にも利用できます。
とてもなめらかな食感のレバーコンフィ、歯触りよく、しっとり仕上がる砂肝コンフィ。
少々カロリーはありますが、週末のブランチにもホームパーティーのおつまみにもおすすめですよ。

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