【recette】Le temps de cerisier さくらんぼの季節にクラフティ

6月に入り、汗ばむくらいの陽気の日も多くなってきました。露地物のイチゴやアプリコット、枇杷、さくらんぼなど、旬を迎えた果物が美味しい季節になりましたね。季節の味覚をとじ込めた、コンフィチュールや保存食がテーマのフランス語料理本の紹介とともに、旬のさくらんぼを使ったフランス中西部/リムーザン地方の郷土菓子「クラフティ」のレシピを掲載します。
材料を次々混ぜて作る生地なので、作り方も意外とシンプル。お子さまと一緒に作ったり、父の日のデザートなどにいかがでしょうか。

Clafoutis au cerises さくらんぼのクラフティ

マンケ型1つ分 / 焼き時間:30分程度

【材料】
さくらんぼ・・・200g
卵・・・小2個
砂糖・・・30g (大さじ3)
塩・・・ひとつまみ
牛乳・・・140g
小麦粉・・・35g (大さじ4)
キルシュ・・・大さじ1
バニラオイル・・・少々
バター(型に塗る)・・・適量
小麦粉(型にまぶす)・・・適量
粉砂糖(仕上げ用)・・・適量

【準備】
型にバターを塗り、小麦粉をまぶす。逆さにして余分な小麦粉をはたき落とす。オーブンを180ºCに予熱する。

【作り方】
1. さくらんぼは、洗って軸を取り除く。準備した型に並べる。
2 . ボールに卵、砂糖、塩、小麦粉を入れ、まんべんなくかき混ぜる。牛乳、キルシュ、バニラオイルを加えて混ぜる。
3 . 【1】に【2】の生地を静かにそそぐ。
180ºCのオーブンで30分焼く。
4 . 粗熱をとる。
冷たくして食べる場合は、冷蔵庫で冷やす。
5 . 冷めたら、粉砂糖をふりかける。

Confiture aux ceriseとバスク地方

フランス語でさくらんぼはCeriseですが、フランス南西部のバスク地方にある小さな村 Itxassouは、Cerises d’Itxassou(イッツァソーの黒さくらんぼ)と呼ばれるさくらんぼの名産地です。AOP(Appéllation d’Origine Protégée=保護原産地呼称)で品質保証されています。同じくバスク地方の特産品、Osso-Iratyのフロマージュに、このコンフィチュールを添えて食べるが地元流の食べ方のようです。
以前、バスク地方を旅した時に立ち寄った、Itxassouの宿では、デザートのガトーバスクにも、もちろん地元名産の黒さくらんぼのコンフィチュールが使われていました。

父の日のギフトに!おすすめ、 リームザンやバスク地方の料理本

6月の第3日曜日は父の日。
フランス語に興味のあるお父さんにおすすめの料理本をピックアップしました。

リムーザン地方の郷土料理本

バスク地方の食卓を垣間見れる本

バスク地方の料理本

バスク地方のファブリックで、バスク風の食卓を演出

 

Bonne journée à tous
それでは、よい1日を

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