4月1日エイプリルフール、フランスはPoisson d’avril ポワソン・ダブリル

今日は4月1日。新年度がはじまり、新元号が「令和」と発表されました。
一月後には改元を迎えますが、まだまだ先のことのような不思議な感覚をおぼえます。

さて、4月1日といえば、エイプリルフール。冗談をいったり、嘘をついたりが許される日としてしられていますのが、その由来には色々な説があるようです。
フランスでエイプリルフールは、「Poisson d’avril ポワソン・ダブリル」と言って、Poisson=魚、avril=4月、直訳すると“4月の魚”の意味になります。

どうして、Poisson d’avril(4月の魚)なの

「Poisson d’avril」の由来も諸説ありますが、例をあげると

  • フランスでは魚の産卵期4月1日以降は、釣りが禁止になるので、4月1日に釣果のない釣り人をからかって、ニシンを川に投げ込み釣らせたことからはじまったと言う説や、
  • 魚はサバ(仏:maquereau マクロー)のことで、サバはあまり利口ではないため4月になると簡単に釣ることができるから4月1日に魚を食べさせられた人を「4月の魚」というようになったという説などがあるようです(その他にも諸説あり)。

Poisson d’avrilといえば?

この日にちなんだ伝統菓子などは見かけませんが、パティスリーや惣菜屋では、この日は“Poisson d’avril”にちなんで、魚の形をしたチョコレートやお菓子がディスプレイされていたり、魚の形のパイ包み焼きを販売しているのを見かけることがあります。
そして、Poisson d’avrilには、子供たちは、魚の形の紙をこっそり相手の背中に貼って、からかったりするいたずらをしたりもします。

みなさま、背中には気をつけて!

ポワソン・ダブリルの過去記事はこちら

Poisson d'avril エイプリルフール
エイプリルフールは、フランス語で「Poisson d'avril (4月の魚)」。 その起源は諸説あるようですが、フランスではじまったとの話も。 ポワソンダブリルについてのお話、フランス語の勉強や息 ...

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それでは、よい1日を
Bonne journée à tous !
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