暦の上では大寒、まだまだ寒さが身に沁みるこの時期に、恋しくなるのが、ほかほか温かい煮込み料理です。
「煮る」といっても、火加減の状態でさまざまなニュアンスがありますが、フランス語で「煮込む」を表す言葉のひとつが“mijoter”で、煮込み料理は、“Cuisine mijotée”。
オーブンに耐熱容器ごと入れて、じっくり・じんわり火を通したり、とろ火で時間をかけてコトコト煮込むイメージです。低温の油でゆっくり煮るのは“confi”。
煮炊きに関する言葉には、ほかにも“cuire(=一般的な「煮る・焼く」を表す)” や “bouillir(=グツグツ煮る/沸騰させる)”がありますが、グツグク煮えたぎるイメージの“bouillir”も、“bouillir à petit feu”だと「弱火で煮る」の意味になります。
写真は、以前、現地のマルシェで見つけた、クッキング用ガスマット。
コンロの上にのせることで、熱の伝わり方が柔らかくなるので、とろ火の煮込み料理には力強い存在ですね。

「おうちで食べたい みんなのオリジナル鍋カバーレシピ10」 e-book pour la marmite norvegienne
朝から強い風がふきつける一日、こんな日は、ほっこり煮込まれた温かい食べものが恋しくなりますね〜。さて、先日ブログで公開しました、「砂肝と鶏レバーのコンフィ」のレシピですが、とても嬉しいことに、鍋カバー ...
寒さがやわらぐ日を気長に待ちつつ、煮込み料理をキーワードに、「フランス語のおいしい本」をいくつかご紹介します。
ココットで手早く作れる料理
recettes minute a la cocotte MARABOUT CHEF
フランスの料理学校 ル・コルドン・ブルーのメイン料理のレシピ集
LE CORDON BLEU PLATS UNIQUES
フランスの料理学校 ル・コルドン・ブルーの冬のお料理レシピ集
LE CORDON BLEU SAVEURS D’HIVER
une bonne journée à tous !
それでは、みなさま素敵な1日を