1月も最終週、1月に関わりの深いフランス菓子といえば、その筆頭は “ガレット・デ・ロワ Galette des rois”。
中にアーモンドクリームやフランジパーヌを詰めて焼いた大きなパイ菓子が基本形ですが、ショコラやピスターシュのクリームでアレンジしたものや、表面模様の表現方法(別パーツで作った生地を仕上げに重ねて複雑なデコレーションを再現)などで作り手の個性が光るものなど多岐に渡ります。
ところかわって、南フランスでは、ガレット・デ・ロワといえばブリオッシュ生地をベースにしたものが主流になり、
クーロンヌ La couronne、ブリオッシュ・デ・ロワ La briochée des rois、 ガトー・デ・ロワ Le gâteau des roisなど、呼び方も様々なよう。
(厳密な違いがあるのか、気になるところです。)
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何年かぶりにブリオッシュ・デ・ロワを焼いてみましたが、糖分の多い生地で、オレンジの花の水の香りがふわっと鼻をかすめる、パンとお菓子の中間のような味わいです。(久しぶりに作ると、想像力欠如しているのか、フリュイコンフィをのせたまま焼いてしまって見事に焦がしてしまいたした。大反省です。)
まだ、ガレット・デ・ロワがお菓子屋さんの軒先を彩る季節に南仏を訪れたことがないので、機会があればいつか現地で味わってみたいお菓子のひとつでもあります。
現地を旅する気分で、 南フランスをキーワードに、フランス語の料理・お菓子の本からオススメ本をいくつかご紹介します。
LES GROS GÂTEAUX FABULEUX des Cahiers de delphine
デルフィーヌのおおきなお菓子
La Cuisine Provençale
プロヴァンス料理
plus belle la vie LES RECETTES DU MISTRAL
バー・ミストラルのレシピ