
8月8日は、世界猫の日/International cat day、(フランス語だとJournée internationale du chat になるのでしょうか)。
猫についての意識を高めて保護活動について考えるきっかけをつくるために制定された日なのだそう。
猫が主人公の有名な童話に、フランスの詩人シャルル・ペロー作の「長靴をはいた猫(Le chat botté)」がありますが、フランス語で「猫」はchat、猫にちなんだフランス語の諺や慣用句を探してみました。
猫がでてくるフランス語の諺
やけどをした猫は冷たい水も恐れる
Chat échaudé craint l’eau froide
(直訳:やけどをした猫は冷たい水も恐れる)
一度痛い目にあうと、用心深くなりすぎることを例えたもので、
「あつものに懲りてなますをふく」と同様の意味に。
猫のように書く
Écrire comme un chat
まるで猫が書いたような(?)小さくて読みづらい文字のことを例えた表現で、字が汚いのような意味合いで使われます。
紙袋の中の猫を買う
Acheter chat en poche
“en poche”は、ポケットの中や「小さい袋」を表すフランス語で、袋入りの猫を買った時に、袋の中にはじつはウサギも混じっていた…(ウサギ=猫よりも価値のあるもの)の意味で、よく中身を確認しないで購入することを例えた諺です。
猫が喉に詰まっている
avoir un chat dans la gorge
直訳すると、喉の中に猫がいる…、風邪や大声を出した後など、「しゃがれた声」を表す慣用表現。
猫を猫と呼ぶ
appeller un chat un chat
猫をそのまま猫というような、そのものズバリで率直にものをいう、歯に衣着せぬという意味の諺です。
猫がいないとネズミが踊る
Quand le chat n’est pas là, les souris dansent
怖いネコが留守の間だけネズミは楽しく過ごすことができる…、
日本の諺「鬼の居ぬ間に洗濯」と同様の表現ですね。
ここからは、猫がちょっぴり登場する絵本やお菓子の秘密を綴った本など、オンラインショプからおすすめ本を紹介します。
Paul et Lucie chez la sorcière
ポールとルーシー 魔女の家
Secrets de Pâtissiers collection 1001 secrets
Une bonne journée

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