
8月も最終週、宮城県下では夏休み明けで新学期の始まる時期になりました。さて8月26日は、世界犬の日/International dog day、フランス語では、” Journée internationale du chien ” や ” Journée mondiale du chien “と表記されていることが多いようです。
制定されたのは2004年と比較的新しく、犬種を問わずすべての犬たちに感謝することも意図として含まれているのだそうです。
フランス語で「犬」は le chien(雌犬は la chienne)、犬にちなんだフランス語の諺や慣用句、そして後半は犬が登場する本などフランス語の本も紹介します。
犬についてのフランス語の諺
犬が吠えるが、隊商は通る
Les chiens aboient, la caravane passe
周りで騒ぎ立てられても、隊商(キャラバン)は進んでいくの意味。
吠える犬は噛まない
Chien qui aboie ne mord pas
吠える犬は、怖そうだけれど実は怖くない…、の意味です。
犬と猫の仲
s’entendre comme chien et chat
日本の諺では、「犬猿の仲」と同意義の表現で、険悪な関係のことを意味します。日本では、犬と猿がその関係にあたりますが、フランスでは猫と犬で例えられるのですね。
犬と狼のあいだ
entre chien et loup
直訳は、犬とオオカミの間…の意味で、「黄昏時」を表す慣用句。
日が落ちる夕暮れの時間帯を表す黄昏時には、犬と狼も特徴がよく見えずに区別がつきにくいことに由来した表現です。
切り離せない2人
comme Saint Roch et son chien
Sain Rochは、疫病(ペスト:黒死病)から守ってくれる聖人(聖ロクス)で、聖ロクスがペストに罹患した時に、犬が毎日パンをくわえて運び、足の傷を舐めて治したという伝説に由来するとか。そこから「切り離せない2人」と表されるようになったよう。
西洋絵画でもSain Rochの傍にはパンをくわえた犬が描かれています。
ここからは、犬がちょっぴり登場する絵本など、オンラインショプからおすすめ本を紹介します。
Daniel et Valérie EN PROVENCE ET SUR LA COTE D’AZUR
プロヴァンス地方やコート・ダ・ジュールにやってきたダニエルとヴァレリーのお話、「ダニエルとヴァレリー」シリーズの中の1冊。
犬のようにもうさぎのようにも見えるけど、どちらでもないキャラクター、「リザとガスパール」シリーズの中の1冊。
CARNETS de RECETTES LA CUISINE GASCONNE
フランス南西部 ガスコーニュ地方の郷土料理レシピ集
CARNETS de RECETTES LA CUISINE GASCONNE
フランス原産の代表的な犬種
フランスが原産の代表的な犬種は、おなじみのフレンチ・ブルドッグ、ルイ14世の宮廷犬だったグレート・ピレニーズや、マリー・アントワネットの飼い犬だったパピヨンのほか、ブルターニュ半島の猟犬がそのルーツにあるブリタニー・スパニエルなどがいます。
| グレート・ピレニーズ | Great Pyrenees | montagne des Pyrénées |
| トイ・プードル | Toy Poodle | Petit Caniche |
| バセット・ハウンド | Basset Hound | Basset Hound |
| パピヨン | Papillon | |
| フレンチ・ブルドッグ | French Bulldog | bouledogue français |
| ビション・フリーゼ | Bichon Frise | Bichon Frisé |
| ブリタニー・スパニエル | Brittany Spaniel | Epagneul Breton |
そして、西洋風の縁起かつぎで、「犬の糞を左足で偶然に踏んでしまったら、良いことがある」という言い伝えがあるようです。
右足だと反対の意味……で、単なるアンラッキーな出来事になるそうですが、そうならないためにも犬の落し物(糞)は責任を持って片付けたいものですね。
Une bonne journée

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